絵のBlog HOTARUKAZURA by " Rika AMAMIYA "

黄色いスカート 1100㎜ × 800㎜ pastel 2015 今年は七月まで鴬が鳴いていた 家の裏庭で聴こえるような 鴬と蝉と　最後はいっしょに鳴いていた 変だなー 気候の変化が年々　昔とちがって 季節の変化が　変なのだ 鴬もそれと同じで　 変化に迷ってしまったのかなーと思ったが 今朝は鴬は最後まで必死で鳴き、私に鴬の声を 聞かせたかったのではないのかと思った。 春を告げる鴬の声 春の中で自然界の　芽吹く木々や花々の再生を喜ぶ 楽しく清らかな　人に応えるような愛のある声 そう思えば 裏の小径で鴬と会話したような気がする 「ホーホケキョ」 私ー、「ホーホケキョ」 「ホーホケキョ」 私ー、「ホーホケキョ」 「ホーホケキョ」 私ー、「ホーホケキョ」 何回かくりかえした ホーホケキョ ホーホケキョケキョ もしかしたら 鴬は私に何か教えたかったのかも知れない 私の声を聴いて 私の声を聴いて 私の声を忘れないでと いつも深部に届かない ボンクラな私よ いつも過ぎ去らなければ解らない 鈍重な私よ 自然界の愛に目覚めよ 聴こえないものの声を聴け 静かにしていたまえ そうすれば　あのテレパシーもまたきっと伝わるだろう あの頃のように 暗い日 1100㎜ × 800㎜ 絵の具とパステル 2015

どうして先生 人は影で悪口を言っているのに どうして先生の前では 「ハイ」と丁寧に頭を下げて けっして悪口は言わないけれど どうしてですか？ 先生どうして精神科の先生は頭が禿げている人が多いのですか？ これは直接　禿げているDRに訊いた 先生は「困ったなー、」と言って沈黙した後 「遺伝ではないの、お父さんもそうだったから」と答えてくれた。 素朴な疑問だった。 そういうどうしてという疑問は 優秀な頭脳の人の思う疑問ではないから 研究課題にもならず ただ、どうしては　 生き方の問題に行き着いた。 それは晩年になって それは　さっさと事が運ばない 内気な　自信のない少女のひとり言で だけれど　ずーっと　なんでの紐が解けなかったのが ああ。すべての答えの扉が開いたのだ そうだったのか そういう事だったのか 私は今宵一人で 自分を抱きしめてやった。 ささやかな疑問の果てに 傷ついた柔らかい心を そして　手の中に残った真実を 花籠にのせて 私は自分の頭上に掲げよう。 夢見る缶バッチ　径55㎜ & 径44㎜ (SKU/FD2015005) 非売品 シャガール「婚約」模写 800㎜ ×1900㎜ ベニヤ板＋水彩 2015

朝　散歩に行くと 雨が降って来た むこう岸を二人歩いている 一本の傘をさして 傘ってイイなー。 夢見る缶バッチ　径55㎜ (SKU/FD2015003) 夢見る缶バッチ　径55㎜ (SKU/FD2015004) 「異国の花」 800㎜ ×1900㎜ ベニヤ板＋水彩 2015

裏庭のぼたん桜（八重桜）が今年もきれいに咲いた。 ４月１７日はまだ５分咲き。 １９日から１日１枚のペースで早朝５時半とか午前中とかに桜の花を観ていると描きたいと思った時に描いて２７日に描き終わった（９枚）。 楽しかった〜、 踊るように。 桜についてですが、一つ例年とちがうと思う感じがします。桜の花のピンク色がほんの少し冴えていないような心なし色が全体に重たい色のような暗さがあるような、そんな気がした。 また桜の花が散る時も毎年桜の花びらはハラハラと軽く舞い散って樹の辺りをピンクの絨毯を敷きつめたようになるのだが、今年の桜は散り方が花を形どっている例えば９個の房の一つが房のまま落ちてくる。 完全に樹から軽く１枚１枚ハラハラと花びらとなって舞い落ちるのではない。 小さな房の花が１つ１つ風にちぎれて落ちて来たみたいな形状ででやはり庭をピンク色に敷きつめてはいるけれど、わたしはこの変化がなんだか変だなあ＿と思う。 もしかしたら放射能の影響が桜の花にこの様な異変をおこしたんではないのだろうかとも思う。 ？？？です。 夢見る缶バッチ（ SKU/FD2015004） 径55㎜ ぼたん桜 780㎜ × 1080㎜ PASTEL 2015